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2005 年06 月09 日

■プレイ中

■ナムコXカプコン PS2:販売ナムコ(途中です)

ナムコとカプコンの人気キャラクターが渾然一体として登場する、システム自体はスパロボ式のシミュレーションRPG。販売はナムコで開発はゼノサーガ・シリーズのモノリス。

アニメによるオープニングムービーですが、初めて聞いたときはちょっとメロディアスで意外な気がした曲も、ゲームミュージックファンなら誰もが知ってる小代祐三!心臓の鼓動を感じさせるバスドラのビートとピアノで始まるイントロが印象的。
敢えてナムコサウンドチームではなく、小代氏を起用したのもニクイ。(後述)
作画はプロダクションIG、えらく作画に癖がある昔のキンタ風だが…(最近の人を知らないのです)キャラ崩すのはともかく、動きが読みにくく、ワケわからん、動画と原画がかみ合ってない典型ですが、少なくとも作画がかなり楽しんで描いてる雰囲気は伝わるのでこれはこれで良し。主要な登場キャラ(かなり多い)を紹介しつつ、起承転結が明快な演出。

実を言えばスパロボシリーズとか、この手のゲームは全くプレイしていない。というかそれほどゲーム自体をするわけでもない。
登場するキャラクターは両社の人気キャラ…という事らしいが、最近のゲーム(特に近年のコンシューマ)をそれほどやってない私には、プレイは勿論、実は名前も知らないキャラが圧倒的に多い。)
それでも80年代後半ゲーム(特にナムコ)ファンな私としては、登場するいくつかのキャラには思い入れが多い。特にシステム1〜32の時代のナムコは良質ゲーム目白押し!だったのだ。
というか、セレクトがどう見ても30代以上がターゲットの様である。多分作っている人間も同世代が多いのかも。
主題歌が小代氏なのも含めて80年代後半のゲームにのめり込んだ人間ならではのセレクトと言える。もっともあの頃のナムコサウンドチームで現在ナムコに残っている人はそれほど多くないらしい。(PSPのリッジでも音楽の為に当時のスタッフを外部から動員した)

ワルキューレ、源平、イシターみたいな超有名なモノは当然として、ベラボー&ワンダーモモ、バーニングフォース&バラデュークのキャラが大活躍。
特にワル伝は大好きなので、キャラの思い入れも格別。不覚にもワルキューレとクリノ(サンドラ)の互いを思いやるセリフには目頭が熱くなってしまうのですよ。
ちなみに、ワルキューレですが、元々富士氏の絵柄からPC版ローザの冒険などでは中性的で物静かで冷静な(でもちょっと天然)キャラだったけど、今回はベタベタメロウなキャラに。今回の声=井上喜久子で完全にもう女神様状態である(^^)
ちなみにPC版は久川綾?だった記憶が。そいうやローザ(声は鈴木真仁)出てないなー。そういや、なぜかワルキューレだけは本名じゃなく役職?のワルキューレとみんな呼んでます。(ローザは次期ワルキューレの修行中)

味方だけではなく、敵キャラもいろいろ。ピストル大名なんて今の人に判るのか?歌はぜひ流してほしかった。
ちなみにゼノサーガのキャラはpart1のものなのでホッと胸をなで下ろしました。part2のキャラだったらみんな憤死してますね。
判ってて海外向けにキャラを替えたpart2が恨めしい。Part2はキャラのせいで結局販売で苦戦したので、多分キャラをリメイクで出す、と踏んでるのは…私だけか?

当然、まだ途中なので判っているだけでもキャラは全然揃ってません。特にカプコン系はまだまだ。ホントは大好きなキカイオーも出てきてほしいけど…それは流石に無理か(^^)

スパロボと同じで、主人公はオリジナル。ゲームキャラと違って既成イメージが無いのでゲームキャラに負けない個性を作る必要があるし、戦力として弱いと当然使ってもらえないから、どうしても強くなりすぎる傾向がある。ただの人間なのにちょっと強すぎ。しかもちょっと万能すぎないか?
当然周りのキャラは人外が多いわけだが、(格闘系は一応人間が多いですが…ビーム出すけど)KOS-MOSなんて本来も絶対無敵もイイトコだからな〜(^^)今は主人公とKOS-MOSのレベルが独走態勢。(殺しまくりともいう)機動力をアイテムで補えば無敵である。
あ、両方ともモノリスじゃないか。ずっこい。各キャラの掛け合いもなかなか楽しくて、しゃべるしゃべる。多少性格付けがステロタイプ的ではあるが、逆に判りやすい。声優のキャスティングも同様の思想(かなり豪華)。数が多い上、必ずしもそのキャラやゲームを知っている保証は無いから、こういう所は判りやすく作ることが大事だ。当然各キャラやゲームに造詣が深いとさらに楽しめる。

戦闘はちょっと面倒くさい、というか相手ターンでもリアルタイム入力を要求されるので放置できない。何かをしながら…という昔のSLG的なプレイはできない。
あと同じ効果で違う名前のアイテムが多いので、ちょっと混乱しやすい。

戦闘シーンでは、格闘ゲームのキャラはちゃんと、元ゲーム中のファイティングポーズやガードポーズをとる等、各キャラの得意技やポーズも再現。
ベラボーキックやパンチではちゃんと腕が伸びるし、シオンのスペルブレードも再現…頭身は縮んでますが(^^)
特にカプコン2D格闘系はオリジナルのスプライトパターンを良く研究して描かれており、リュウ&ケンの昇龍拳の細かい違いや、ポーズも再現してます。
キャラの作画はもうちょっと頑張ってほしい気もしますが、全体を違和感なくまとめるにはちょうど良いかもしれません。(なんせコミカルから劇画調まで寄せ集めなので…)


まー、ストーリーの方はスパロボがそうであるように、全く時間も世界観も違うキャラで話を作ろうと思うと、当然”すんごく強大な悪からこの世界を守る”にしかならないのですが、イシターを軸に、なんかソレっぽくまとめようとしてます。
横軸にはワルキューレとクリノ、アマゾーナとワンダーモモ、アーサー&レッドアリーマ、リュウケン&豪鬼等の各キャラ間でのカラミを描いて、オーソドックスながら、なかなかに見せる展開ではあります。

ところで今回買ったのは勿論、キャラや元ゲームへの思い入れと予約特典。
予約者には先着で、オリジナルゲームのサウンドトラックCDがついてるのである。当時のナムコミュージックはやはり良い。
もっとも昔出てたナムコゲームミュージックヒストリーのCDもほとんど持ってたりするんだが。

投稿者:kan
at 06 :58| 日記 | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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